作曲家中村滋延についての情報・ニュース
ブログ
  • HOME »
  • ブログ »
  • 批評・評論

批評・評論

「音楽季報」2015年4月〜6月

「音楽季報」 中村滋延  西日本新聞2015年7月14日朝刊文化欄  九州交響楽団第342回定期演奏会(7月6日、福岡シンフォニーホール)を聴いた。「平和祈念コンサート」と題され、前半が大戦中の悲劇に想を得た三善晃「夏の …

「音楽季報」2015年1月〜4月

音楽季報(西日本新聞4月15日朝刊文化欄) 松村禎三作曲のオペラ《沈黙》を演奏会形式で聴いた(2月15日、長崎ブリックホール・大ホール)。遠藤周作の原作を作曲者自らが台本化し、13年の歳月をかけて作曲した。初演は1993 …

「音楽季報」2014年10月〜12月

西日本新聞2015年1月16日朝刊掲載 九州交響楽団(以下、九響)の次年度の定期演奏会の上演曲目が発表された。「名曲・午後のオーケストラ」という新シリーズとの差別化を図るためであろうか、20世紀以降に作曲された作品が増え …

2014年10月のFBでの音楽会評・劇評

10月9日 ゲルギエフ指揮のマリインスキー歌劇場管弦楽団のストラヴィンスキー初期のバレエ音楽名作3作品によるコンサート(アクロス福岡シンフォニーホール)。大感激。演奏そのものより作品そのものに。3つの中では《ペトルーシュ …

「音楽季報」2014年7〜9月

西日本新聞10月9日朝刊掲載 九州交響楽団(九響)は、「定期演奏会」「天神でクラシック」の2つのシリーズに加え、2015年度から新シリーズ「名曲・午後のオーケストラ」をはじめることを発表した。新シリーズは年4回の演奏会を …

「音楽季報」2014年4月〜6月

(西日本新聞2014年7月19日朝刊文化欄12面) 1952年に初演されて以来上演回数800回を超える團伊玖磨作曲のオペラ《夕鶴》(木下順二原作)を鑑賞した(4月8日、アクロス福岡シンフォニーホール)。指揮は現田茂夫,管 …

2014年6月のFBでの音楽会評・劇評

6月13日、FFGホール、天神でクラシック、下野竜也指揮 下野竜也の楽曲解説が抜群に面白かった。語り口だけではなく、内容の点でも。当たり前の話しだけれど、よく勉強している点に感心した。対象楽曲はドヴォルザークの《新世界よ …

2014年5月のFBでの音楽会評・劇評

5月16日、イムズホール、プロジェクト大山『ご開帳』  イムズホールで福岡演劇フェスティバルのひとつプロジェクト大山『ご開帳』を鑑賞。福岡演劇フェスティバル参加作品となっていたので、そのつもりで出かけたら違っていて、完全 …

2014年4月のFBでの音楽会評・劇評

4月8日、アクロス福岡シンフォニーホール、團伊玖磨オペラ《夕鶴》、現田茂夫指揮、九州交響楽団、佐藤しのぶ(つう)、市川右近演出 最初のうち、題材・音楽の相貌・管弦楽法の相互関係がしっくり来ず、何となく入り込めなかったのが …

「音楽季報」2014年1月〜3月:感動 — 言説に左右される音楽

『西日本新聞』2014年4月11日(金)朝刊/文化欄 3月22日(土)、アクロス福岡シンフォニーホールにおいて佐村河内守《交響曲第1番“HIROSHIMA”》が九州交響楽団によって上演されるはずであった。ところが例のゴー …

「音楽季報」2013年10月〜12月

 「アウラ・ファイナル・コンサート《ヨハネ受難曲》」(11月10日、長崎港松が枝国際ターミナル)を聴いた。「アウラ」は1994年に活動を開始した長崎の女声合唱団で、これまで27回の演奏会を行っている。この合唱団の特徴はグ …

「音楽季報」2013年7月〜9月

 山口情報芸術センター(YCAM)が今年の11月で開館10年を迎える。YCAMは展示スペース、劇場、ミニシアター、中央図書館を併設する市営の複合文化施設。その特徴は、既存の作品紹介だけではなく、メディアテクノロジーを活用 …

« 1 2 3 5 »
PAGETOP
Copyright © 中村 滋延 (Shigenobu Nakamura) All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.