作曲家中村滋延についての情報・ニュース

作品リスト_室内楽小(奏者3人以下)

  • HOME »
  • 作品リスト_室内楽小(奏者3人以下)

ES-01
《パレルガ》ヴァイオリンとピアノのための
Parerga for Violin and Piano

  • 【演奏時間】10分【作曲】1975【初演】1975.6,ミュンヘン音楽大学作曲専攻試演会,柳沢純一(vn),ヨハネス・シュメラー(pf)【出版】作曲家協議会JFC-7508
  • 【概要】Space Notationを用いることで拍節的リズムによる作曲法を逃れ,音色に表現の力点を置いた作品.ピアノの内部奏法によって多様な音色表現を引き出した.

ES-02
《レゾナンス・イン・スリー》フルートとヴィブラフォン,コントラバスのための
Resonance in Three for Flute, Vibiraphon and Double bass

  • 【演奏時間】15分【作曲】1977【初演】1977.11.30,日独現代音楽77,大阪ドイツ文化センター,斉藤栄一(Fl),中川真(Vib),児島弘明
  • 【概要】弱音で終始することで,かすかな音の動き,音色の差,密度の変化に聴き手の集中を導くようにした作品.

ES-03
《インベンションII》クラリネットと打楽器のための
Invention II for Clarinet and Percussions

  • 【演奏時間】10分【作曲】1978【初演】1991.5.5,Musique Contemporaine, Duo Duoblief, Salle Patino,Luc Fuchs(Cl), Maxime Favrod(Perc)
  • 【概要】

ES-04
《インベンションIII》マリンバ独奏のための
Invention III for Marimba solo

  • 【演奏時間】10分【委嘱】種谷睦子【作曲】1979【初演】1979.10.4,パン・ムジーク・フェスティバル’79,テイジンホール,種谷睦子【再演1】1979.10.22,現代音楽サロン・コンサートvol.9,十字屋サロン,種谷睦
  • 【再演2】1979.11.18,種谷睦子マリンバグループ・リサイタル.大阪府立労働センター大ホール,種谷睦子
  • 【概要】多くの断片の演奏順を演奏者の判断に委ねたオープン形式の作品

ES-05
《EN-KIN》ピアノと打楽器のための
EN-KIN for Piano and Percussions

  • 【演奏時間】【作曲】1981【初演】
  • 【概要】

ES-06
《スラッシュ》マリンバ独奏のための
Slash for solo marimba

  • 【演奏時間】4分【作曲】1985.10【初演】1986.1, 京都文化芸術会館, 中村滋延音の個展II, 種谷睦子【出版】作曲家協議会JFC-8814
  • 【概要】音群の運動性の違いを構成の基礎に据えた作品.「プリント」との二部作として続けて演奏されることが望ましい.

ES-07
《プリント》マリンバと打楽器のための
Print for a marimba and percussions

  • 【演奏時間】5分 【作曲】1985.10【初演】1986.1, 京都文化芸術会館, 中村滋延音の個展II, 種谷睦子,他【出版】日本作曲家協議会JFC-8814
  • 【概要】音群の運動性の違いを構成の基礎に据えた作品.「スラッシュ」との二部作として続けて演奏されることが望ましい.

ES-08
《ギャラリー》アルト・サクソフォンとピアノのための
Gallery for Alto Saxophone and Piano

  • 【演奏時間】8分【委嘱】野田燎【作曲】1988【初演】1988. 11, 東京草月ホール, 野田燎サクソフォンリサイタル
  • 【概要】サクソフォンの運動性を音群的音楽の書法の中で追究した作品.多調性を基本にし,独自の調号を持つ特殊音階を設定し,その上での構成.

ES09

《デヴァダーの夢》ソプラノリコーダー独奏のための

Dream of Devara for Soprano Recorder Solo

  • 【演奏時間】【作曲】2002.1【初演】
  • 【概要】

ES-10
《DUO》フルートとチェロのための
DUO for Flute and Violoncello

  • 【演奏時間】13分.【作曲】2004.1【初演】2004.2, 京都府民ホール”アルティ”, 妄執の雲(源氏物語その変容と創生
  • 【概要】4つの楽章からなる二重奏.原曲は「源氏物語」の1シーンをテーマにしたバレエ音楽.

ES-11
《ターニング・ポインツ》ピアノ三重奏
Turning Points for Piano Trio

  • 【演奏時間】13分【委嘱】松崎安里子【作曲】 2005【初演】 2006.11,22 福岡キリスト教会館, 太田圭亮(Vl) ,有泉芳史(Vc),花崎望(Pf) 【再演1】2007.6.22, 長久手文化の家 風のホール, トリオ・シュパンツィヒ中川さと子(Vl) ,松崎安里子(Vc),山下勝(Pf) 【再演2】2010.10, 西南学院コミュニティホール, 中村滋延還暦記念演奏会, 原田大志, 他【出版】マザーアースN1004FR
  • 【概要】ピアノとヴァイオリンとチェロによる三重奏曲で3楽章制。部分ごとの様式の違いによって音楽を展開させた作品.演奏効果がきわめて高い.

ES-12
《黄金の鹿》オーボエとクラリネット,バスーンのための音詩
Golden Deer Tone Poem for Oboe, Clarinet and Bassoon

  • 【演奏時間】10分【作曲】2007.2【初演】2007.7, 福岡市あいれふホール, 洋楽器が奏でるラーマヤナの世界―中村滋延新作室内楽の夕べ, ラーチトリオ
  • 【出版】マザーアースN1015FR
  • 【概要】ラーマヤナの中のエピソードに想を得た音楽.魔王ラーヴァナの家来が黄金の鹿に化け,シータの前で妖しく踊り,シータを惑わす.

ES-13
《ハヌマーンの愉快ないたずら》マリンバ独奏のための4つの音詩
Hanuman’s Merry Pranks Four Tone Poems for Marimba solo

  • 【演奏時間】10【作曲】2007.3【初演】2007.7, 福岡市あいれふホール, 西洋楽器が奏でるラーマヤナの世界~中村滋延新作室内楽の夕べ, 田代佳代子
  • 【再演】2013.11.1,北九州芸術劇場小劇場,島田亜紀子マリンバコンサート
  • 【出版】マザーアースN1012FR
  • 【概要】マリンバの運動性を活かした小品集.

ES14
《嘆きの歌》クラリネットとヴァイオリン,チェロのための
Wailling Song for Clarinet, Violin and Violoncello

  • 【演奏時間】10分 【委嘱】嶺南国際現代音楽祭(韓国)【作曲】2007.7【初演】2007.10, 韓国テグ文化会館, 嶺南国際現代音楽祭
  • 【概要】ユニゾンの旋律をずらして演奏するヘテロフォニーの技法を取り入れた作品.

ES-15
《ディヴェルティメント~福岡の昨日・今日・明日》オーボエとクラリネット,ファゴットのための
Divertiment “Yesterday, today and tomorrow in Fukuoka for Oboe, Clarinet and Bassoon

  • 【演奏時間】5分【委嘱】音響学会九州支部【作曲】2008.6【初演】2008.9, 九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟ホール, 音響学会九州支部設立10周年記念演奏会, ラーチトリオ
  • 【概要】福岡民謡「黒田節」「どんたく囃し」を素材にした木管三重奏曲. アンコールピースに最適.

ES-16
《モニメカラ》ティンパニとヴァイオリン,クラリネットのための舞曲
Moni Mekhala Dances for Timpani, Violin and Clarinet

  • 【演奏時間】13分【委嘱】永野哲【作曲】2009.3【初演】2009.5, 福岡銀行本店大ホール, 永野哲ティンパニリサイタル, 永野哲, 荒川由美子, タラス・デムチシン
  • 【概要】舞踊の様式を借りて,カンボジアの雨乞いの儀式を象徴的に音楽化した作品.

ES-17
《魔王の涙》コントラバスとピアノのための音詩
Tears of the Ogre King Tone Poem for Double-Bass and Piano

  • 【演奏時間】10分【作曲】2010.5【初演】2017.11.25, 九州キリスト教会館, 森田良平コントラバスリサイタル2017, 森田良平(Cb)、室屋麗華(Pf)
  • 【概要】独奏コントラバスの旋律楽器としての魅力を追求した作品.

ES-18
《化身》オルガンのための音詩
Keshin(Reincarnations) Tone Poem for Organ

  • 【演奏時間】15分 【委嘱】西南学院大学【作曲】2011.9【初演】2012.1, 西南学院大学チャペル, 西南学院オルガンコンサート, 安積道也【出版】マザーアースN1019FR
  • 【概要】インドヒンドゥの神ヴィシュヌの化身に着想を得て,ある限定された音楽素材がオルガンの多彩な音色を利用して様々に変容する.変容の様子が音楽内容となる.

ES-19
《千の矢》ギターとコンピュータのための音詩
The Thousand Arrows Tone Poem for Guitar and Computer

  • 【演奏時間】10分【作曲】2013.11【初演】2013.12, 九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟ホール, 日韓インターカレッジ・コンピュータ音楽フェスティバル2013 in 福岡, 山田岳, 中村滋延
  • 【概要】3つの楽章から成る.独奏楽器としてのギターの魅力を引き出すことを狙いとした作品.コンピュータはギター演奏に対して言わば「相の手」としての効果音を鳴らす.ギター独奏曲としても演奏可能.

ES-20
《人魚は海の中から太陽を見る》フルートとギターのための音詩
Mermaids watch the Sun from the Sea Tone Poem for Flute and Guitar

  • 【演奏時間】6分【作曲】2014.1【初演】2014.3, 九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟ホール, 「ひびき・ま・かたち/音楽空間への試み」, 永井由比, 山田岳
  • 【概要】旋律楽器としてのフルートに対してギターは伴奏楽器以上の音楽的機能を持つ.

ES-21
《輝ける聖なる鳥は天を目指す》クラリネットとピアノのためのソナタ  →Youtube
The Brilliant Sacred Bird leaves for Heaven Sonata for Clarinet and Piano  →Youtube

  • 【演奏時間】10分【作曲】2014.12【初演】2015.6, 福岡キリスト教協会,「アクアトリオ」リサイタル, タラス・デムチシン, 越智可奈子
  • 【概要】一般的なクラリネット・リサイタルのレパートリーを意識して作曲した古典的形式を用いた「ソナタ」.

ES-22
《善と悪の果てしなき闘い,第二章》フルートとマリンバとための音詩
The Eternal Battle between Good and Evil, Chapter II: Tone Poem for Flute and Marimba

  • 【演奏時間】9分【作曲】2015.12【初演】2016.1, あいれふホール, 九州の作曲50年, 田室信哉, 島田亜希子

  • 【概要】バリ島のバロンダンスに想を得た音楽

ES-23
《銀河鉄道幻想》ソプラノ,クラリネット,ピアノのための
Fantasy on the Galactic Railroad for Soprano, Clarinet and Piano

  • 【演奏時間】15分【作曲】2018.8【初演】2018.8, アクロス福岡円形ホール, トリオ・ココラヤ・コンサート, 太田真紀, 森あゆみ,棚田文紀【再演】2018.8, アンスティチュ・フランセ関西ー京都稲畑ホール, トリオ・ココラヤコンサート
  • 【概要】「銀河鉄道の夜」の原型となる宮澤賢治の作品「双子の星」「原体剣舞連」「岩手軽便鉄道の一月」の詩による作品.
  • われているが、音楽構造を把握する能力にきわめて秀でた音楽家である。
ES-24
《カプリッチオ》ヴァイオリンとピアノのための
Capriccio for Violin and Piano
  • 【演奏時間】8分【作曲】1972.8【初演】1973.10.18、「グループ北斗第1回作品演奏会」、日本楽器名古屋店7階ホール、竹本はるる(Vn)、竹本はるみ(Pf)【改訂・改題】2020.3、未初演
  • 【概要】大学4年生の時の作品。12音技法で作曲。その頃、すでに12音技法は時代遅れという雰囲気だった。しかし構造を軸に作曲するためには新ウィーン楽派の12音技法を用いることは私には有用だった。特にグレン・グールドが演奏するシェーンベルクを聴いてからはその思いがより強くなった。グールドは特異な解釈をするピアニストのように思われているが、音楽構造を把握する能力にきわめて秀でた音楽家である。

ES-25
《Heart and Soul(ハート・アンド・ソウル)》ヴィオラとピアノのための音詩
Heart and Soul Tone Poem for Viola and Piano

  • 【演奏時間】7分20秒【作曲】2020.4【初演】未初演
  • 【概要】



PAGETOP
Copyright © 中村 滋延 (Shigenobu Nakamura) All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.