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- 作品リスト_ライブ・コンピュータ音楽
- 【演奏時間】15分【作曲】1990.4【初演】1990.6, 東京バリオホール, 中村滋延「音の個展IV」, 柱本めぐみ【録音】ALCD-9002
【概要】声の様々な表現の可能性をコンピュータを用いて追究した作品.歌い手の声はライブのみでなく,あらかじめコンピュータに録音されているもの使う.
C-02
《サンプリング・ランドスケープ》クラリネット,2名の打楽器奏者とコンピュータための
Sampling Landscape for clarinet, 2 percussionists, and computer
- 【演奏時間】11分【作曲】1990.5【初演】 1990.6, 東京バリオホール, 中村滋延「音の個展IV」, 本田耕一,他【録音】 ALCD-9002【賞】ICMC’91(国際コンピュータ音楽会議’91)入選【再演】1985.9, バンフ(カナダ),ICMC’91
【概要】ライブで演奏されるミュージック・コンクレートを目指した作品.
- 【演奏時間】13分【作曲】1991年.11【初演】1991.12, 東京, 東京現代音楽祭, 花石真人【録音】ALCD-9002
【概要】演技者とコンピュータ制御のMIDIシンセサイザーのための, ミュージックシアター一人の演者が自らの声(事前にコンピュータに録音)と対話しつつ曲を進行させる作品.演者は手の動きでコンピュータの声を自在に引きだす.
C-04
《インターフェイス・コンチェルト》MIDIキーボードとコンピュータと連動したMIDIシンセサイザーのための
Interface Concerto for MIDI keyboard and computed MIDI Sysnthesizer
- 【演奏時間】8分30【作曲】1991.12【初演】1992.6月14日 (CD発売による発表)【録音】ALCD-9002
【概要】MIDIキーボード演奏者とコンピュータ制御の MIDIシンセサイザーのための複雑な音楽を単純な動作で演奏できるシステムを用いた作品.リアルタイムでライブで生成される電子音楽を目指した.
C-05
《チャッターボックス》女声歌手とコンピュータによるミュージックシアター →YouTube(ダイジェスト版)
Chatterbox a music theater for female voice and computer
- 【演奏時間】11分【作曲】1992.3【初演】1992.6, 神戸ジーベックホール, 中村滋延「音の個展V」, 柱本めぐみ
【概要】箱を持ち上げるという動作が発音動作となるというインタラクティブなしかけを持つコンピュータ音楽.
C–06
《四大輪廻》女声と8人のダンサーとコンピュータによるミュージックシアター →紹介記事
Shidai Rin-ne Music Theater for female Voice, eight Dancers and Computer
- 【演奏時間】80分【作曲】1993.10【初演】1993.11, 京都府民ホール“アルティ”, 電脳音舞「中村滋延, 音の個展VI」, マリ子ダンスシアター.
【概要】ダンサーはセンサーが仕掛けられた舞台上のオブジェに働き掛ける動作を中心にしたダンス・パフォーマンスを行う.その結果生じる様々なモノ音と音楽断片よって音楽が構成される.
C–07
《かがみ》電子的変調を伴うトランペットとインタラクティブ映像と電子音響のために →YouTube(ダイジェスト版)
KAGAMI for Trumpet modulated electronically, Electro-acoustic Sound and Intractive Video System
- 【演奏時間】14分【作曲】1994【初演】1995.1, 東京, 曽我部清典トランペットリサイタル【再演1】1996.10, 京都, 京都メディアアート週間’96【再演2】1997.9, ギリシャ・テッサロニキICMC’97【再演3】1998.10, ドイツ・カールスルーエZKM「国際ビデオアート賞98」授賞式イベント【賞】ICMC’97(国際コンピュータ音楽会議’97)入選
【概要】トランペット奏者はトランペットを演奏するだけではなく,体や腕で赤外線センサーに働き掛け,音響と映像を生成する.
C-08
《風の調べ,息の響き》アルトサクソフォンとビデオ映像のための
The tune of the wind, the sound of the breath for amplified alto saxophone and electronic sound
- 【演奏時間】9分【作曲】1995.8【初演】1995.10, 京都ドイツ文化センター, 日独メディア・アート・フェステイヴァル’95, 野田燎【賞】ICMC’96(国際コンピュータ音楽会議’96)入選
【概要】サクソフォンの音のみを素材とした音楽.サクソフォンの音はライブ演奏による音とコンピュータによって変調されたものからなる.
C-09
《竹響感応》尺八と電子音響と映像のための
Tikkyo Kan-non for Shakuhachi, electronic sound and video
- 【演奏時間】15分【作曲】1996.5【初演】1996.10, 京都メディアアート週間’96, 酒井松道
【概要】7つの小曲からなる.電子音響は尺八奏者とのタイミングをはかりながらライブでコンピュータによってライフ生成される.映像は聴くことの集中を高めるものとして設定されている.
C-10
《悲の器》マルチメディアによるミュージック・シアター
Object of Mercy Music Theater for Multimedia
- 【演奏時間】11分【作曲】1999. 8【初演】1999.10, 京都ドイツ文化センター, 京都メディア・アート・週間99, 花石真人(パフォーマンス)
【概要】舞台上のパフォーマーの演技によって音響と映像を生成変調していく,マルチメディアによるミュージックシアター.
C-11
《Scar》チェロとコンピュータ音響,映像のための →YouTube(ダイジェスト版)
Scar for Violoncello, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】12分【作曲】2000.8【初演】2000.10, Seoul ArtSonje Center, Multi-Art Festival 2000, 松崎安里子.
【概要】マルチメディア・インタラクティブ音楽作品.チェロの演奏に反応して,電子音響や映像が生成変化する.
C-12
《ナーガの夢》独奏フルートとコンピュータ音響・映像のための →YouTube(ダイジェスト版)
Dream of Naga for Flute solo, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】約10【作曲】2001.8【初演】2001.10, けいはんなプラザ・イベントホール, けいはんなメディアコンサート2001, 村上奈美【再演】2002.5月, ロダンセンター(ソウル), アジア現代音楽祭2002(ACLアジア作曲家連盟)
【概要】マルチメディア・インタラクティブ音楽作品.フルートの演奏に反応して,電子音響や映像が生成変化する.テーマはアンコール遺跡幻想.
C-13
《ボヤージュ(Voyage) 》ピアノ独奏とコンピュータ音響のための
Voyage for Piano solo and Computer generated Sound
- 【演奏時間】11分【作曲】2003.8【制作協力者】堀尾寛太【初演】2003.11, 神戸ジーベック・ホール, Digital Music Festival 2003, 碓井貴美子
【概要】音楽構成を大陸間の航海ということになぞらえて作曲した.ピアノの音をトリガーにして様々なコンピュータ音響が生起する.
C-14
Shadow of Rama Digital Shadow Play
- 【演奏時間】10分【作曲】 2004【制作協力者】渡辺圭介【初演】2004.3, 神奈川文化ホール, SIGMUS2004【再演1】2004.8, 京阪奈学術研究都市けいはんなプラザ・イベントホール, 京阪奈メディアフェステイヴァル【再演2】2004.10, プレfreq04, アジ美ホール
【概要】影絵人形の代わりに手の動きを用いて行なう音楽影絵劇.手の動きは音楽演奏データとしても機能し,その手の動きでコンピュータ音響を鳴らす.
C-15
《Lament(ラメント/哀歌)》ソプラノとコンピュータ音響・ビデオのための
Lament for Soprano, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】10分 【作曲】2008.9月【初演】2008.11, アクロス福岡円形ホール, ラーマヤナ―さまよえる時(中村滋延マルチメディア・コンピュータ音楽ライブ), 持松朋代【再演】2008.11, アクロス福岡円形ホール, ラーマヤナ―さまよえる時(中村滋延マルチメディア・コンピュータ音楽ライブ), 持松朋代
【概要】ソプラノ独唱とコンピュータ音響の合奏に,歌詞の内容に関連ある象徴的なビデオ映像が加わる.ラーマヤナ物語におけるとらわれのシータの悔恨の情を歌う.
C-16
《Redemption(贖罪)》ソプラノとヴァイオリン,コンピュータ音響・ビデオのための
Redemption for Soprano, Violin, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】15分【作曲】2008.9【初演】2008.11, アクロス福岡円形ホール, ラーマヤナ―さまよえる時(中村滋延マルチメディア・コンピュータ音楽ライブ), 持松朋代,原田大志
【概要】ソプラノ独唱とコンピュータ音響の合奏に,歌詞の内容に関連ある象徴的なビデオ映像が加わる.ラーマヤナ物語におけるシータの最終局面の独白.4楽章から成る.
C-17
《 Fireworks(ファイヤーワークス)》ヴァイオリンとコンピュータ音響・ビデオのための
Fireworks for Violin, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】15分【作曲】2008.10【初演】2008.11, アクロス福岡円形ホール, ラーマヤナ―さまよえる時(中村滋延マルチメディア・コンピュータ音楽ライブ), 原田大志
【概要】ヴァイオリン独奏とコンピュータ音響の合奏.雰囲気を醸成するビデオ映像を伴う. 5楽章から成る.
C-18
《Emotions(エモーションズ)》ヴァイオリンとコンピュータ音響・ビデオのための
Emotions for Violin, Computer generated Sound and Video
- 【演奏時間】14分【作曲】 2008.10【初演】 2008.11, アクロス福岡円形ホール, ラーマヤナ―さまよえる時(中村滋延マルチメディア・コンピュータ音楽ライブ), 原田大志
【概要】ヴァイオリン独奏とコンピュータ音響の7楽章から成る合奏.雰囲気を醸成するビデオ映像を伴う.
C-19
《Passions(パッションズ)》ヴァイオリンとコンピュータ音響のための
Passions for Violin and Computer generated Sound
- 【演奏時間】13分【作曲】 2009.10【初演】2009.12, 国立音楽大学, インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート~教員コンサート, 星野沙織
【概要】ヴァイオリン独奏とコンピュータ音響の協奏曲。2008年作曲初演の「Firework」から映像パートなしで演奏可能なように改訂.
C-20
Cubie(キュービー)による《ラーマヤナ》
Ramayana on the “Cubie”
- 【演奏時間】8~12分【作曲】2010.10【初演】2010.10, 高松市女木島「瀬戸内国際芸術祭~MEGI」
【概要】藤岡定制作の演奏ソフトウェアCubieを用いた作品で,音源に話し言葉を多用し,「ケチャ」のような音響イメージを現出した音楽.