J-01
《花と風》邦楽器のための室内協奏曲第2番
Hana to Kaze (Flower and Wind) Chamber Concerto No.2 for 7 Japanese Instruments
- 【演奏時間】15分 【作曲】1977年【初演】1978.5, 東京, 第46回日本音楽集団定期演奏会, 田村拓男(指揮),日本音楽集団【賞】1978年度日本音楽集団作曲コンクール第1位【出版】「音楽芸術」第38巻10号付録
【概要】独奏の集積としての邦楽器合奏曲.個々の奏者は他の奏者とは関りのない時間を刻む.聴衆だけが個の独自の時間の集積を全体として享受することかできる.
J-02
《四季のうた》ギターと三十絃箏とテープのための
Four Seasons Song for Guitar, Sanju-Gen (30 Strings Koto) and Tape
- 【演奏時間】14分【委嘱】大月楽器店・大月プランニング【作曲】1980【初演】1980.10.3,36絃の世界,大月邦人演奏家シリーズNo.6,大阪厚生年金会館中ホール,佐野健二(Gt),国嶋秀淳(三十絃)
【概要】
J-03
《Henge》三十弦箏独奏のための
Henge for Sanjuu-Gen (30 Strings Koto) Solo
- 【演奏時間】13分【委嘱】国嶋秀淳【作曲】1979【初演】1979.10.15,国嶋秀淳三十絃の世界,テイジンホール,国嶋秀淳
【概要】通常の箏と低音の箏である17絃をひとつに合体させた三十絃のための作品.絃数を増やすことによって可能になったクラスター的表現と多様な音色変化による音群的音楽.
J-04
《ながれ》尺八と三十絃箏、バスマリンバのための
Nagare for Shakuhachi, Sanju-Gen and Bass Marimba
J-05
《En》尺八,箏と十七絃箏のための
En for Shakuhachi, Koto, and 17 Strings Koto
- 【演奏時間】8分【委嘱】酒井松道【作曲】1981【初演】1981.11, 大阪, 酒井松道竹を吹く.
【概要】邦楽の間(マ)を強調するための独自の記譜法を考え出し,それを用いて記譜し,構成した音楽.
J-06
Mu-Gen for solo Shakuhachi
- 【演奏時間】11分【作曲】1981.9【初演】1981.11, 大阪, 「酒井松道竹を吹く」
【概要】虚無僧尺八の伝統を汲む竹保流のレパートリーとして作曲.家元の酒井松道によって何度か演奏されている.
J-07
《タントラ》ガムランアンサンブルのための
Tantra for Gameln Ensemble
J-08
《Henge II》2面の箏と二十絃箏のための
Henge II for 2 Kotos and 20-Strings Koto
- 【演奏時間】11分【委嘱】グループ楽【作曲】1982【初演】1983.5, 東京, グループ楽コンサートvol.9, 大嶽和久, 福永知恵子, 吉村七重
【概要】音素材的には多調性を基本にし,独自の調号を持つ特殊音階を設定し,それによる音楽的音楽.
J-09
《SHO》2面の箏のための
SHO for 2 Kotos
J-10
《三重奏曲》尺八、十五絃、チェロのための
Trio for Shakuhachi, Jugo-Gen and Violloncello
J-11
《かなえ(鼎)》3人の尺八奏者のための
Kanae for Three Shakuhachi Players
- 【演奏時間】12分【作曲】1998【改】1999【初演】1999.6, 国立劇場, 平成11年度国立劇場日本音楽のための創作公演, 三橋貴風+他 【賞】文化庁舞台芸術創作奨励国立劇場作曲コンクール佳作入選【出版】マザーアースN1005FR
【概要】尺八の現代奏法を駆使した音楽.1998年作曲の三本の尺八のための「トリニティ」を改作.