作曲家中村滋延についての情報・ニュース
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音楽:分析、解説

徐振民《音詩「楓橋夜泊」》、他(九響第363回定期)

11月10日(金)アクロス福岡シンフォニーホールでの、九州交響楽団第363回定期公演の聴きどころを紹介します。私は九響プレイベント「目からウロコ!?のクラシック講座」の担当者ですが、このブログの記事は自由に個人的な視点で …

メンデルスゾーン《交響曲第5番》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》

10月15日(日)アクロス福岡シンフォニーホールでの、九州交響楽団第362回定期公演の聴きどころを紹介します。九響プレイベント「目からウロコ!?のクラシック講座」の担当者ですが、このブログの記事は自由に個人的な視点で書い …

モーツァルト《ハフナー》、ストラヴィンスキー《ヴァイオリン協奏曲》、フランク《交響曲ニ短調》

9月22日(金)九州交響楽団第361回定期公演の聴きどころを紹介します。名曲解説全集などですぐに知ることができるようなことは書いていません。楽譜の使用も最小限に留めます(譜例はクリックすると拡大表示されます)。自由に個人 …

目からウロコ!?のクラシック講座

昨年4月から九州交響楽団の定期演奏会前に「目からウロコ!?のクラシック講座」を担当しています。今年度のこれからの予定は,9/9(土),9/23(土),10/18(水),11/15(水),1/19(金),いずれも時間は午後 …

ニールセン作曲《交響曲第4番「不滅」》

作曲者・作品名 カール・ニールセン 《交響曲第4番「不滅」》作品29 作曲年 1916年 初演 1916年2 月1日、コペンハーゲン、作曲者指揮、 演奏時間 35〜40分 楽器編成 3フルート(うちひとつはピッコロ持ち替 …

ショスタコーヴィチ作曲《交響曲第十番》ホ短調(1953)

はじめに 今年はショスタコーヴィチ生誕110年ということで彼の作品を聴く機会が多い。100年でなく、ある意味で中途半端な年であるにもかかわらず110年が記念年として扱われるところに、近年のショスタコーヴィチ人気がうかがえ …

誰のために作曲するのか

2014年3月15日夜に九州大学サテライト・ルネットにて「ひびき・ま・かたち〜音楽場の創造〜」の一環としてシンポジウム「音楽場としての九州」が行われた。20名ほどの参加者を得て、予想以上に盛り上がった。 もっとも盛り上が …

「現代のベートーヴェン=佐村河内守」について感じてきたこと

「現代のベートーヴェン」ともて囃された佐村河内守氏がゴーストライターを使って作曲をさせていた一件について、感じてきたことを、個人的観点から述べる。 不公平感・違和感 その名前をどこかで聞いた記憶があったものの、はっきりと …

九響ジャンプ!「ライブ」上演作品について

九響ジャンプ!「ライブ」配布パンフレット掲載原稿 本日(2014年2月17日)のライブのプログラムは「物語」にインスパイヤされた音楽を軸に据えて統一性に配慮し、18世紀から21世紀の作品を偏りなく選ぶことで多様性を持たせ …

福岡における音楽創作を振り返る  -前衛作曲家今史朗を中心に-

はじめに  作曲を教えることができる教員として2001年に九州芸術工科大学(現・九州大学大学院芸術工学研究院)に着任し、福岡に居を構えてから十二年が経った。時が経過するにつれて、私自身の創作活動の場も福岡が中心になってき …

吉田秀和氏逝去—氏の手による翻訳書には本当にお世話になりました

吉田秀和氏逝去。ご冥福をお祈りします。 ちょっと前に『世界の指揮者―吉田秀和コレクション』 (ちくま文庫)を読んだところでした。この本は軽い読み物調で、いわゆる一種の印象批評だけれども、行間からこの人の膨大な音楽知と深い …

巨星墜つ、D.フィッシャー=ディスカウ死去

ああ、ついに! 巨星墜つ。 20世紀最高の歌手、ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウが亡くなった。 今夜はDVD『The Art of Dietrich Fischer-Dieskau』を聴いて彼を偲ぼう。このDVD …

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