批評・評論
2010年8月9月福岡での音楽会評
2010年9月15日 批評・評論
クラシック音楽演奏家と身近につきあうと,彼らは本当に大変だと思うことがよくある。 クラシック音楽演奏家は教育投資にみあう経済的成果がもっとも得られにくい職業であろう。幼少の頃から厳しい個人レッスンを受け続け,大学受験 …
響ホールフェスティバル2010―プログラム1
2010年6月26日 批評・評論
響ホールフェスティバル2010,野平一郎プロデュース「モーツァルトと20世紀の音楽~時空を超えて~」―プログラム1(6月26日)を聴く。 プログラム1は「具象と抽象の狭間で」と題されたコンサートで,20世紀以降の音楽 …
九大フィルハーモニーオーケストラ184回定期演奏会2010.6.25
2010年6月26日 批評・評論
九大フィルハーモニーオーケストラ第184回定期演奏会を聴く(2010年6月25日,アクロス福岡シンフォニーホール)。 曲目はボロディン《交響曲第3番イ短調(未完)》,ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》,シベリウス《交響曲 …
高橋和彦マンドリン&夏川由紀乃ピアノ デュオリサイタル2010
2010年6月7日 批評・評論
2010年6月4日あいれふホールにて「高橋和彦マンドリン&夏川由紀乃ピアノ デュオリサイタル2010」を聴く。 実はインターネットでこのリサイタルの情報を見た段階で聴きに行くべきか否か,かなり迷った。 理由はプログラムの …
宮崎由紀子ピアノリサイタル 西南学院チャペル
2010年5月26日 批評・評論
2010年5月22日(土)西南学院大学チャペルにて「宮崎由紀子ピアノリサイタル~フランス・スペインの風の中で~」を聴く。 ドビュッシー《前奏曲集第1集》《前奏曲集第2集》から12曲,デュティユー《波のまにまに》から6曲, …
ミシェル・ダルベルト ピアノリサイタル 福岡
2010年5月15日 批評・評論
2010年5月14日,アクロス福岡シンフォニーホールでミシェル・ダルベルトのリサイタルを聴いた。曲目はシューマン《3つの幻想的小品 Op.111》《幻想曲ハ長調 Op.17》とシューベルト《ピアノソナタ第21番変ロ長調 …
サカリ・オラモ指揮ロイヤル・ストックホルム・フィル
2010年3月3日 批評・評論
2月24日(水)アクロス福岡シンフォニーホールでサカリ・オラモ指揮のロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴く。このオーケストラは,ノーベル賞授賞式典における音楽を担当するオーケストラとして有名であり …
『安積道也パイプオルガンコンサート』を聴く
2010年2月1日 批評・評論
2010年1月24日(日),西南学院大学チャペルにおいて,『安積道也パイプオルガンコンサート』を聴いた。 西南学院大学は2年前あたりから学内施設を用いて積極的に音楽イベントを展開するようになり,福岡の音楽文化創成の重要な …
日本語をうたうことの可能性:西日本オペラ協会の「歌でめぐる世界の旅」
2010年1月31日 批評・評論
2010年1月21日,あいれふホールで西日本オペラ協会の「歌でめぐる世界の旅」第三夜を聴いた。前半は日本歌曲,後半はプッチーニ歌劇《蝶々夫人》抜粋の演奏会形式上演である。《蝶々夫人》の方は演奏会形式といっても,ホリゾント …
フィルハーモニア・カルテット・ベルリン
2010年1月31日 批評・評論
2010年1月19日,宗像ユリックスのハーモニーホールでフィルハーモニア・カルテット・ベルリンの演奏を聴いた。 メンバーはベルリン・フィル主席奏者たちである。曲目はハイドンの弦楽四重奏曲第77番ハ長調《皇帝》Op76- …