第五回DAF(Digital Art Festival Taipei)に参加するために11月26日から28日の3日間台北に滞在した。1990年と1995年に行って以来。
地下鉄や高速鉄道が出来て,移動が本当に便利になっていました。
前に行った時には,台湾は中華民国の仮の場所であり台北も仮の首都であるから,首都としてのインフラは敢えて整備しないということで,市内交通は本当に不便で,道はガタガタで歩道を歩いていてもなんども転びそうになった。それが,台湾独立論が出るようになり,本格的にインフラ整備をするようになったということか。
その地下鉄のおかげか,繁華街の西門はかつての賑わいを完全に取り戻しており,特に土曜日の夕方は人が一杯で歩けないほど。1990年の時は,今後あまり発展が見込めない繁華街という感じで,なんかちょっと野暮ったい感じがあったのだが,今や若者の街。
日本から近い外国と言うことでは韓国と並ぶが,漢字のおかげで街中を歩いていても,地下鉄の切符を買う時も,全然不自由しない。
また,韓国では街を歩いていてもすぐに私が日本人であることが分かるようだが,台湾ではこちらが明かすまで日本人であることは分からないようだ。なぜ?
今回観光ではなく,研究教育の一環としてDigital Artを調査に来たので(これについては後日報告),あまり出歩くことが出来なかった。しかしちょっと足を伸ばすだけで異世界を体験することができ,精神的にRefresh & Recreationできた。